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宮戸 直亮; Li, J.*; 岸本 泰明
Journal of Plasma and Fusion Research SERIES, Vol.6, p.581 - 584, 2004/00
電磁的ランダウ流体モデルに基づくグローバルコードを用い、トカマクプラズマ中のイオン温度勾配駆動乱流の有限ベータでの非線形シミュレーションを行った。有限ベータ効果により線形成長率が減少するのに伴い、イオンの熱輸送も減少する。2種類の帯状流が観測された。一つは時間的にあまり変化しないもの、もう一つは時間的に振動するものである。振動する帯状流はベータによりあまり変化しないが、時間変化しない帯状流はベータの増加により弱まることがわかった。
濱田 一弥; 松井 邦浩; 高橋 良和; 中嶋 秀夫; 加藤 崇; CSモデル・コイル実験グループ
低温工学, 38(8), p.417 - 424, 2003/08
日本原子力研究所は、 ITERの工学設計活動の一環として、NbAlインサート・コイル等を製作し、13Tの磁場下で国際共同実験を行った。これらの実験の結果、通電中の導体の圧力損失の変化を調べることによって、コイル状態では見ることのできない導体内部の撚線の動きを推測できることが明らかとなった。今回、NbSn素線とは機械的性質が異なるNbAl線材を用いた導体について、電磁力に対する圧力損失の挙動に注目して圧力損失を測定し、過去に行われた導体の測定結果とともに解析してまとめた。その結果、(1)定常状態における圧力損失は、NbSnを使用した導体とNbAl導体は、撚線構造が同じであれば、同様の特性を示すことがわかった。(2)同じ撚線構造でも、圧力損失特性にはばらつきが見られる。これは4次撚線とジャケット,中心チャンネル間に発生する隙間の効果であり、撚線ピッチが長い導体に発生し易いと考えられる。(3)圧力損失に対する電磁力の影響は、同じ撚線構造のNbSn導体よりもその影響は小さく、NbAl撚線は剛性が高いことがわかった。(4)ボイド率が小さくなるにつれて、圧力損失に対する電磁力の影響は少なくなり、撚線の動きを低減できることが明らかとなった。
伊藤 公孝; 伊藤 早苗*; 徳田 伸二; 津田 孝
JAERI-M 9793, 40 Pages, 1981/11
トロイダルプラズマの電磁低周波不安定性が無衝突極限に於て粒子運動論的方法により解析された。高nバルーニングモードが特定され、MHD近似と比較された。このモードは、MHD理論の予言する不安定領域だけでなく、すべてのパラメータで不安定になり、成長率のドリフト周波数程度である不安定性であることが発見された。従来から知られていたドリフト波やドリフト・アルフベン波も同時に確認されたが、これ等は安定である。いわゆる「値限界」はトカマクでは存在しない。
高津 英幸; 清水 正亜; 太田 充; 今井 兼久*; 小野 令*; 南 真和*
JAERI-M 9242, 47 Pages, 1980/12
鞍形電磁力に対するJT-60真空容器の動的解析を行った。解析において、特に着目するベローズの応答に関しては、隣接する厚肉リングからの強制変位による準静的応答、隣接する厚肉リングからの強制加振による動的反応及びベローズ自身に作用する鞍形電磁力による動的応答の3成分に分けて求めた。解析の結果、鞍形電磁力に典型的に対応する厚肉リングの固有振動数は46.3Hzであり、プラズマ1msec消滅時には厚肉リングは最大3.1mmの変位を生じ、真空容器の動的挙動が顕著であることがわかった。一方、プラズマ50msec消滅時や立ち上げ時においては、真空容器の挙動は比較的準静的であることが明らかとなった。